統計検定2級(CBT方式)合格体験談【勉強方法、当日の流れ】

こんにちは、Mizukiです。

つい先日、統計検定2級をCBT方式で受験してきました!

私は統計検定の勉強をするまで、統計の知識はほぼゼロでしたが

71点でなんとか合格することができました。(合格点は60点)

 

そこで、この記事では「統計検定2級の勉強方法&当日の流れ」を紹介します。

統計検定2級を受けた感想(ざっくり)

正直、思ったより難しかったです。

難しいというか統計って奥深いですね。。。

TOEICのような一般的な検定試験だと思って完全に軽く見ておりました。反省。

なんでそんなに余裕ぶっこいてたかというと、
・自身が理系出身で試験勉強も得意な方であること
・ネット上で統計検定2級の合格報告が多く見受けられたこと(ブログ・YouTube・NOTE等)

上記の理由から、肌感覚で1週間(1日3時間くらい)勉強すれば間に合うだろうとたかをくくっていました。

その結果、試験直前に焦って勉強することになり、かなり余裕がなく大変でした。

気合いでなんとか合格しましたが、ちゃんと勉強して理解しておけば、試験中も問題解くのが楽しかっただろうなぁ・・・と後悔しています。

試験中ずっと「やばい落ちたかも・・・お金もったいな・・・ブラックサンダーが269個買えた」と思いながら問題を解くのはきついです!!!!!!!

ですので、皆様方におかれましては、余裕を持ったスケジュールで勉強することをお勧めします。

ここからは、こんな筆者でも合格することができた最強の教材(?)を紹介していきます。

統計検定2級の勉強方法

使用教材

まずは使用した教材から。

先人たちの知恵を借りました。

定番のものだと思います。

 

【使用教材】

  1. 統計WEB(これ最強)
  2. 完全独習統計学入門(スタートダッシュにちょうどいいかも)
  3. 統計検定2級過去問(絶対必要)
  4. YouTube動画(ヨビノリなど)

 

気になるお値段ですが、完全独習統計学入門が中古で1000円、過去問が新品で2000円くらいでした。

それ以外は無料。なんていい世の中だ。

リンクを貼っておきますが、中古でも買えるので、時間あればメルカリとかも探すといいと思います。

 

↓シリーズ全部見ました。わかりやすかった!

 

 

理想のスケジュール

私は諸事情により実質1週間で以下を行いましたが、かなり後悔したので、
反省をもとに理想のスケジュールを以下に記載します。

 

  1. 統計WEBをStep1の最後まで一通り進める
    …手を動かして問題を解きながら読んでいく。わからない箇所があってもOK。
     期間は1〜2週間かな?(意外と量が多いので、計画立てるときは注意したほうがいいです)
  2. 分からない箇所をYouTube動画やWeb記事などで補完する
    …上記の期間の移動時間や隙間時間で行う。
     私はヨビノリさんの統計シリーズに非常に助けられました。
  3. 統計WEBがStep1まで終わったら過去問を1回分解く(解説を見ながら)
    …この時点では何が何だかさっぱり、問題文の意味すら全然分からないと思うが、
     解説を見て一旦感覚を掴むと、ここからのスピードは早くなると思います。
  4. 上記の過去問で分からない概念を、統計WEBに戻って復習する
    …3〜4時間はかかると思います。1日、復習の日を作るのもいいかもです。
  5. 別の年の過去問を1回分自力で解いてみる(分からなかったら解説は見ていい)
    …多分合格店(60点)には行かないかな?と思いますが、慣れていきましょう!
     1回目に解いた過去問と照らし合わせると、問題の傾向が掴めるはずです。
     もちろん分からなかった概念は統計WEBかググって復習。
  6. また別の年の過去問を2〜3回分自力で解く
    …統計検定2級過去問題集には6回分の過去問が収録されていますが、全部やる必要はないかなと思います
     まぁ全部やるに越したことはないですが。
     (私はテスト前日に3年分、当日に1年分という過密スケジュールでやりました)
  7. テスト前2〜3日は、上記の過去問の復習を行う。
  8. テスト当日、会場に行く。電卓忘れずに!

 

これが理想かなぁと思います。全部で少なくとも2週間は必要そうです。

 

統計検定2級に必要な背景知識

基本的に数2Bまでを履修した人なら苦しまずに試験勉強できると思います

…ちなみに受かるだけなら特に難しい数式とかは必要ない気がします。(※個人の感想です。)

ただし、内容をしっかり理解して、真面目に試験を受けるなら、理系の方であっても(統計を勉強したことのない場合は)結構勉強が必要だと思います。

なぜなら独特な定義や用語が出てくるため、それらを調べ理解するのに意外と時間がかかるから…!!

というわけで、試験まで少なくとも2週間は確保して勉強することをお勧めします。

 

ちょっとしたTips

※個人の感想です…信じるかどうかはあなた次第!

 

統計検定2級を勉強するためのちょっとしたコツを書いておきます。

  1. まず最初に正規分布・標準正規分布の公式を覚える!
  2. 確率や分布の項目は深掘りせず「推定・検定」に時間を割く!

 

私は闇雲に2週間勉強して結構大変だったので…上記2点を意識すると良いかと思います。

 

まず最初に正規分布・標準正規分布の公式を覚える!

「とにかく最短で問題解けるようになりたい!まじで時間がない!」という人は

とりあえず正規分布について理解すればそれでもうOKだと思います。

第一段階クリア、スタートダッシュが切れたことになります。うん。

 

確率や分布の項目は深掘りせず「推定・検定」に時間を割く!

 

※統計検定2級は「1変数・2変数記述統計の分野」「データ収集・確率・分布の分野」「推定・検定・線形モデルの分野」の3つに分かれています。

この中でも「推定・検定・線形モデルの分野」が難しいです(統計学特有の知識で、ちょっと独特)。

しかし、大体の教科書や参考書(統計WEB含む)ではかなり最後の章での扱いとなっており、辿り着くまでに結構時間がかかってしまいます。

(今回私は上記の章を実質1〜2日で詰め込む勉強をすることになってしまいました。)

個人的な肌感ですが、「1変数・2変数記述統計の分野」「データ収集・確率・分布の分野」はそこまで深掘りするところではないと感じました(統計検定2級の勉強という意味では)。

確率とか、実験をどうやってやるかとかそういう感じの問題なので、肌感でいける人はいけると思います。

 

統計検定2級当日の流れ

私は試験の内容は完璧にできないまま試験本番を迎えてしまいましたので、反面教師として参考にしてください。

0:00-4:00 焦って過去問を解きまくる。
8:30-12:00 普通に仕事(午後休を取りました)
13:00 会場の最寄り駅に到着
 会場近くのカフェで試験勉強。あきらめたらそこで試合終了や…
 前日ほぼ徹夜で眠かったためコーヒーをがぶ飲みしたらトイレに籠る羽目になる。(自業自得)
14:15 会場に到着
 トイレに行っていたため受付終了時刻ギリギリに到着。皆さん10分前には来てたようです…
 まずは受付で、名前と受検する試験名を伝えます。
 電卓を見せるよう言われるので、電卓を渡してチェックしてもらいます。
 軽く試験時の注意事項を伝えられた後、ロッカーの鍵がもらえるので、荷物を全部ロッカーに預けます。
 その後試験室に誘導されます。
14:25-15:55 試験(90分間)
 試験は1人1人区切られたブースで行います。
 計算用紙として、紙とボールペンあるいはホワイトボードっぽい紙とマーカーが渡されます。(会場によって違う)
16:00 試験終了
 試験後、スタッフさんが試験結果の紙を印刷して手渡してくれます。
 ロッカーの荷物を取り、鍵を返して完了となります。

 

注意事項

電子機器は持ち込み禁止なので、Apple Watchしてる人はロッカーに入れるのを忘れないように!

(私はApple Watchつけたまま試験開始しそうになって超焦りました!)

 

ご参考までに、私が使用した電卓は以下です。800円くらいでした。

高機能のものとか関数電卓とかでなければ、なんでもよさそうです。

 

参考にさせていただいたサイト(外部リンク)

統計WEB 統計学の時間  :これが無料とは信じられない超優良教材です。

統計検定2級チートシート :試験前日の確認に使用。この記事以外にもqiitaには体験談がたくさん転がっております。

【初心者向け】統計検定2級の難易度は?【合格体験談】 :数ある合格体験談の中でも一番わかりやすかった記事です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です