面白い理系本3選【Mizu】
こんにちは、Mizutaniです。
今回の投稿では、理系の内容に焦点を当てた面白い本を3冊、紹介します。
理系の本と言っても、技術書や教科書ではなく、
「誰でもスラスラと読めて、学問のおもしろさがわかるような本」です!
専門外の方も、新しいことに触れてみたいときにおすすめです。
1.世界がわかる理系の名著(鎌田浩毅著)
概要
ファーブル『昆虫記』、ワトソン『二重らせん』、カーソン『沈黙の春』、ガリレオ『星界の報告』、ニュートン『プリンキピア』、アインシュタイン『相対性理論』等々、世界を変えた理系本を取り上げ、知っているようで知らないその中身、当時のエピソード、そして現代にどう役立てるかなどをわかりやすく解説。
1冊目はこちら。いわゆる理系本のなかでも名著をピックアップし、そのエッセンスを紹介してくれています。
なかなか珍しい、理系の歴史をジェネラルにつかむのに最適な本です。
作者の鎌田先生はサイエンスコミュニケーターとしても活躍されており、
理系以外の方にもわかりやすく、正しい情報を発信されています。
この本だけでなく、他にもさまざまな理系本を執筆されているので、ぜひチェックしてみてください。
2.生物と無生物のあいだ(福岡 伸一)
概要
生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
初めて読んだとき衝撃を受けた本です。
新書ではありますが、小説のような感覚で読むことができます。
DNA発見にまつわる話を知ることができ、科学とは、科学者とはどうあるべきかを考えさせられる一冊です。
(以下本文より引用)
「生命とは何か」
この問いに対する20世紀の生命科学が到達したひとつの答えは
「自己複製を行うシステムである」ということ。
しかし筆者は「生命とは自己複製を行うシステムである」という定義だけでは不十分なのではないかと提起し、この本を通して生命の定義を再構築していきます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、定期的に読み返したくなる本です。
3.人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (松尾 豊)
概要
人類の希望か、あるいは大いなる危機なのか?「人間のように考えるコンピュータ」の実現へ、いま、劇的な進展が訪れようとしている。知能とは何か、人間とは何か。トップクラスの人工知能学者が語る、知的興奮に満ちた一冊。
人工知能で有名な松尾先生の本です。
この本の出版自体は2015年と少し前ですが、人工知能について基本的な知識を得ることができるため、人工知能の概要を知りたい、考えたいという人にはおすすめです。
人工知能について、ニュースで断片的に発信される知識には
誤解も多いのが現状だと思いますので、
しっかり理解しておくためには
松尾先生のような第一線の専門家が書かれた本を一度は読んでおくとよいと思います。
AIは何が得意で何ができないのかをつかむことができます。
以上、面白い理系本3選でした。
この3冊以外にも、もちろんたくさん面白い本があります。
特に物理系とか生物系(魚とか昆虫とか)は好きな本が多いので、、
今後も紹介していきますね!
某メーカー勤務の社会人2年目です。工学系の大学院(修士)卒とは思えないほどポンコツなので日々勉強中、、
参考になりました!
ありがとうございます!