文系と理系っていつ分かれたの?

こんにちは、Mizuです!

文系と理系という言葉、みなさん普通に使っていますよね。

いったいなぜ文系と理系に分かれているのでしょうか?

そして、いつ文系と理系は分けられたのでしょうか?

ふとそんなことが気になったので調べてみました。

1.そもそも文系と理系の定義は何?

一般的な区別は以下です。

  • 文系…人文社会科学系の学問
  • 理系…自然科学系・理工医学系の学問

しかし、実は、文系と理系の区別ははっきりとしていません。

明確に分けられるのは、高校までですね。

大学以降は便宜上、文理の区別をしていますが、実際のところ曖昧な分野はやまほどあります。

日本学術振興会の系区分によると、学問は以下の4種類に大別されます。

「総合系」

「人文系」

「理工系」

「生物系」

引用元:日本学術振興会「科学研究費助成事業 平成29年度系・分野・分科・細目表」

どれが文系でどれが理系、とは書いてありません。

しいて言うならば前半2つが文系、後半2つが理系でしょう。

2.文系と理系はいつ分けられた?

まず日本ではいつ分けられたのでしょうか?

文系と理系の二分割の大きな決め手は1910年代にある。大学入学試験の準備段階で、文系志望・理系志望に二分する方式が定着していったのだ。背景にあったのは、一刻も無駄にできない欧米列強との争いの中で、法と工学の実務家育成が急務であったことだ。

『文系と理系はなぜ分かれたのか』単純だが、悩ましい分類のこれまでとこれから

文系理系の区分が生まれたのは大学入試制度がきっかけだったようです。

日本では1910年代~ですが、
世界ではもう200年ほど早く文理の区分が生まれていたようです。

世界でどのように文理が分かれていったのかについては、ここに記すには余白が狭すぎるので 以下に示す文献に詳しく記されているので、

是非こちらを参照してください。

■文系と理系はなぜ分かれたのか

というか…この文献くらいしか詳しいものがない…!?

他にもあるはず…ということでもう少しリサーチしてみます。

またアップデートしたいと思います。

3.文系と理系が分けられなくなる時代は来るのか?

※ここから先はMizuの個人的な見解です。

「文系と理系が分けられなくなる時代は来るのか?」
に対する私の考えはNOです。

大学入試の便宜上、分けざるを得ないと思います。

仮に、すべての大学が京都大学の総合人間学部(文理の区別がない)のようになるのであれば、文理の区別はなくなるかもしれませんが。(笑)

ただし、大学学部レベルでは文理区別は必要かもしれませんが、

大学院レベル以降になると文理の区別は薄くなってくると思います。

理由は文理融合の学際的な分野(環境系、情報系)が近年伸びてきているからです。

これまでのシンプルな文系・理系の区分では分けきれないような学問分野が出てきているので、文系・理系で分ける意味があまりなくなってくるという理由です。

数年のうちに、高校での文系・理系どちらからも生徒を受け入れるような大学や学部が増えるのではないかと思います。

そうなったときに、柔軟に対応できる人材でありたいですね。

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