理系クイズ【地震編4問】
こんにちは、Mizuです。
最近地震速報の誤作動がありましたね。
ということで、今回は「地震」をテーマにクイズを出題します!
第1問
地震の強さはマグニチュードで表されますが、これまでに実際に起きた地震のなかで、一番大きなマグニチュードはいくつでしょう?
第2問
理論上可能な最大のマグニチュードはいくつでしょう?
※理論上可能=これ以上のマグニチュードの地震が起きると地球が破滅する(と言われている)。
第3問
月で地震は起こるでしょうか?
第4問
マグニチュードが1大きくなるごとに地震の回数は約何分の1となるでしょう?
答えはこちら!
第1問
答え:マグニチュード9.5
チリ地震(1960年)の時の記録です。
参考:チリ地震津波(国立研究開発法人防災科学技術研究所自然災害情報室)
第2問
答え:マグニチュード12.0
参考:東京大学地震研究所「「日本沈没」と地球科学に関するQ&Aコーナー」
第3問
答え:起こる。
月面で観測される地震を「月震」と言います。
第4問
答え:マグニチュードが1大きくなるごとに地震の回数は約10分の1となります。
地震の発生頻度は以下のグーテンベルグ・リヒターの関係式により表されます。
この式は、
「マグニチュードが M のときの地震の頻度を n(回/年)」として
表現しています。
b は「b 値」と言い、統計期間や地域により若干異なる値が入ります。
(おおよそ1と考えて良い。)
上記の式より、たとえばM=1をM=2とする場合、以下のようになります。
log10n1=a-1
log10n2=a-2
=log10n1-1
したがって、
log10n1-log10n2=1
となります。
左辺は変形するとlog10n1/n2=1なので、
両辺のlogを取ると、n1/n2=10
したがってn1=10×n2
となります。
この式は、n1はn2の10倍という意味ですね。
n1=10回/年の場合、n2=1回/年です。
理系クイズ【地震編4問】は以上です。
みなさんどうでしたか?
次のクイズもお楽しみに!

某メーカー勤務の社会人2年目です。工学系の大学院(修士)卒とは思えないほどポンコツなので日々勉強中、、