文理選択に迷っている人へ。迷ったら理系がおすすめ!

こんにちは、Mizuです。

高校生になった時から、文理選択というものに悩まされる人は多いのではないでしょうか?

わたしも迷った時期がありました。

わたしの話で恐縮ですが、
実は最初は経済学に興味があったので文系に行こうと思っていました。
しかし、結局工学部に進み、今やゴリゴリの(?)理系の道を歩んでいます。

人間何が起こるかわからないですね。笑

ということで今回は「文系・理系どちらがいいのか?」について、
私の経験とともに、お話しします。

※ひとりひとり「選択の方法」は違います。いろいろな考え方があります。
 ここで紹介するお話も、ひとつの方法として捉えていただければと思います。

1.文系か理系、どちらがいい?

答えは・・・

ありません!

人それぞれです。
好きな方に行くのが正解です!

・・・いや、だから迷ってるんだよっ!!

・・・って思いますよね!!すみません。

絶対にどちらか一つを勧めなくてはならないとするならば、
私は絶対に「いったん理系に行っておくべき」と言います。

理由は「理系の方が可能性が広がるから」です。

ただし、数学がどうしても苦手で苦痛だとか、
まるで理系科目に興味が持てない。。。という場合は例外です。
好きなことをした方が人生ぜったいに幸せです!

逆に、
「特別数学が好きだとは思わないが、嫌いなわけでもない。」
という人は、

是非理系に進んでみることをお勧めします。

2.なぜ理系のほうが可能性が広がるのか?

理由は2つあります。

①最先端の技術を理解するためには、理系で学ぶ数学の知識が必須であるから。
②物理や化学などの理系科目を学ぶことで、自分で何かを作り出す力が付くから。

では順番に見ていきます。

文系に進んだ場合の勉強科目と理系に進んだ場合の勉強科目を比較してみます。

文系
国語・数学(ⅠA、ⅡB)・英語・社会(日本史、世界史、倫理政経、地理のうち2つ)・理科(物理、化学、生物、地学のうち1つ、やらない人も多い)

理系
国語・数学(ⅠA、ⅡB、ⅢC)・英語・社会(日本史、世界史、倫理政経、地理のうち1つ)・理科(物理、化学、生物、地学のうち2つ)

理系のほうが数学ⅢCのぶんが多いですね。

数学がわかっていれば、近年話題となっている機械学習やプログラミングをやりたいと思ったとき、スムーズに勉強が始められるはずです。

(数学が苦手な状態でいわゆる”文系プログラマ”になった知人は
プログミング言語の初歩、特に数学的な概念を理解するのはとても大変だと言っていました。)

また、理系で習う理科(特に物理、化学、生物)がわかれば、
「自分で何かを作る」ということが可能になります。

可能になるというか、始めやすくなります。

原理がわかっているので、勉強する手間が省けたり、話が進めやすかったりします。

ということは、単純に理系のほうが「出来ること」が多くなる傾向があると言えます。(技能的な意味で)

また、可能性という観点で見ると、受けられる学部も、理系のほうが多いです。

たとえば経済学部は文系の人が受験することが多いですが、
実は「理系枠」がある大学も多いです。

(京大の経済学部はそうなっています。)

ですので、高3まで理系だった人も、大学ではやっぱり経済学とか他のいわゆる文系が多い学部で勉強がしたいと思った場合は、受験することができます。

※もちろん「文系には行かないほうがいい」などという意図は全くございません。文系でも理系でも、本人に合った選択ができることが一番です!

※高校で文系を選んでいても、自力で勉強して医学部再受験される方もいらっしゃるので、高校での文理選択がすべてを決めるわけでは全くありません。

さいごに

文系か理系かで深く悩む方も多いと思います。

でも、シンプルに考えれば、

「システム上」どちらかに振り分けられるだけです。

あまり深刻に考えなくても大丈夫。

後から変えたかったら変えられます。

※理系→文系は結構多い気がします。
文系→理系の場合は科目数が格段に増加するため少し大変ですが
不可能ではないです。

文理選択は何のためにあるかという、持論を以下に述べます。

わたしは、文理選択をするのは、「16歳という若い段階で、自分の進む道を“仮決め”する」ためだと考えています。

間違っていてもいいから「自分はこうなりたい」という「仮説」を立てるんです。

なぜ仮説を立てる必要があるかという理由を2つ述べます。

①人間は選択肢が多すぎると選べずにその場にとどまってしまう傾向がある
 →前に進むために、とりあえず文系・理系の大雑把な2択を選んでみる。

②向き不向きは実際にやってみるまでわからないのでトライする必要がある
 →例えば「医者になりたいな」と思っていても生物の勉強がつまらない、向いていない場合があるので、早い段階で軌道修正できるようにまず文系・理系のどちらかにトライしてみる。

仮説に従って生きていく中で、

「やっぱりこれじゃなくて、少し違う道がいいかもしれない」

と感じたら、軌道修正をしていけばよいのです。

「やっぱり医療の研究がしたい」と思って生きていても、ある日「法律に関わる仕事がしたい」とか、思うんですよ、たぶん。

そしたら修正すればいいです。

身近にも、たくさんいます。
むしろ、ずっと一本の道を歩いている人の方が少ないかもしれません。

工学部出たけどやっぱり医者になりたいから医学部行くとか、
理系の研究者だったけど法律に関わる仕事がしたいから道を変えるとか、
文系出身で機械のことは全くわからなかったけど、自分で勉強して資格を取って、技術者として働いているとか・・・

本当にいろんな人がいます!

軌道修正したいと思ったとき、自分にどれだけの武器があるのか?を考えたときに、理系を選択する、というのは、悪くないんじゃないかなと思います。

※上記の文章はとあるOLのいち意見です。
「文系理系どちらがいいのか」については議論の余地がまだまだあると思うので、
違うよ!とかそう思う!とかあれば、
ぜひコメントなどいただけると嬉しいです!

長くなってしまいましたが、この記事が誰かの役に立てていれば嬉しいです。

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