【2021年】入社前に読んでおきたい本!

社会人になる皆さん、おめでとうございます🌸

新生活に向けてワクワクドキドキな時期になってきましたね〜!

一方で、漠然とした不安もあると思います。

「ちゃんと仕事できるようになるだろうか?」
「会社のビジネスについて実はよくわかっていない・・・」
「社会人になってから少しでも楽になるように、今のうちに知識をつけておきたい!」

などなど、色々な思いが渦巻いているのでは無いでしょうか。

私も新入社員の時はそうでした。

修士論文が終わって学会も終わって・・・

「あー、来月から社会人か、・・・何か本でも読んどいたほうがいいんかな!?」

と思って急に慌てていたのを思い出します。笑

ということで、私が実際に新入社員の時(入社前後)に読んで「これは読んでよかった!」と思う本を紹介します。

一般教養編

マインドセットとして、お金のこととビジネスのこと、これから始まる会社人生のことについて、4冊紹介します。

  1. 財務3表一体理解法
  2. 世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた
  3. LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
  4. イノベーションのジレンマ

財務3表一体理解法

まずはこちら。定番かと思いますが、財務諸表が読めると良いです。

読むのには私はちょっと時間がかかりました。考えながらなので2、3時間くらいでした。

職種によってはすでに読めるよーとか簿記持ってるよーって人もいますよね。

理系だとおそらく大半の人が財務何それ美味しいの?BS?PL?化学用語か?って感じかと思います。

しかし、職種上財務に関係がない人でも、財務の基礎知識は勉強しておくことをお勧めします。

【財務の基礎知識を勉強しておくと・・・】
・自分の会社とお客さんの会社の状況を把握できる。
・株を始めるときに、気になる会社の状況を把握できる。
・仕事での会話でちょくちょく出てくる用語に抵抗がなくなる。

弊社では新入社員研修で財務諸表の基本の基本を勉強させられます。(日系企業で研修が豊富なところは大体やるかな?)
その時にある程度の基礎知識を持っておくと「出来るやつ」になれます。(笑)

ちなみに私は新入社員研修で勉強して面白いと思ったので、簿記3級の勉強を少ししていましたが、
途中で面倒になってきて放置してしまいました(後悔)。

最近お客さんの財務諸表を見る機会があったのですが、全然わからなくて反省しました。
現在、再度勉強中です・・・。

3級くらい新入社員の時間がある時に取っておけばよかったです(T▽T)

世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた

これは気軽に読める本です。1時間くらいでいけます。

サクッとキーワードだけを知れるので良い本だと思います。

これを読んで概要を分かったつもりになった後、自分の興味のある本を個別で読んでいくと良いと思います!

技術職だと別に経営学が仕事上必要だというわけでは無いんですが、
やはり自分の事業の方向性を把握する上で、概念だけでも知っておくと良いと思います。

【経営学の基礎を勉強しておくと・・・】
・事業の方針や会社の方針を説明された時、抵抗なく理解できる。
・自社がどのような戦略を取っているのか理解できる。
・転職の際に、自社や他社の事業について整理して話すことができる。
・仕事での会話でちょくちょく出てくる用語に抵抗がなくなる。

この本を1冊読んで得られるのは断片的な知識ですが、あとはそこから好きなように広げていけば良いと思います。

私もこの辺りはまだまだ勉強不足なので、この本を読んで気になった本を順番に読んでいます。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

これもサクッと読めます。1時間くらい。

漫画版も出ています。(人気ですね!)

流行ってる本なので、大体の人が読んだことあるかもしれませんね。

まだ読んでない人は是非、読んでみてください!
立ち読みでもいけるはずw

この本を読むと仕事をする上で○○に役立ちます!などの明言はできませんが・・・
「会社で働く」という枠に囚われずに生きよう、と意識して毎日を過ごすことができるので、人生には確実に役立つと思います。

ただただ会社だけを見ていると、普通に配属とかで裏切られるので(笑)
※理系の配属ガチャについてはこの記事で→【配属ガチャ】メーカーの配属ってどうなの?【理系職】

【この本を読むと・・・】
・会社に頼らずに自分の売りを育てていこうというマインドセットができる。
・広い目線で会社生活を見ることができる。
・会社生活が思うように行かなくても、心穏やかに暮らせる(笑)

イノベーションのジレンマ

こちらも原典というか有名な本ですね。
読むのには少し時間がかかって、2時間くらいだったかな・・・と思います

これは特に大企業に勤める人にお勧めです!
ビジネス界隈ではとても有名な教授が書いた論文が元になっている本です(というかこの本も教授が書いているのか)

私は自分の配属された事業の将来性に不安があって、友人に相談したことがあるのですが
その時にお勧めされて読みました。

【この本を読むと・・・】
・イノベーションと企業の関係が分かる。
・なぜ大企業が新規事業に苦労するのかがわかる。
・自分が関わる事業がどのような状況にあるのか考えることができる。

上記以外にも、色々なことを考えられて楽しいと思います。
「もしかしたらこの会社は今のうちの会社と同じ状況なのかもしれない!」
「自分の会社で新規事業をしたいから、上司へのアピール方法を考えてみよう」
「あの会社は今まさにこの状況にいるんじゃないか?株をもっと買っておこうかな?」
などなど。

ちなみに、私はまだ読めていませんが、日本企業に限定したバージョンも出版されています。

思考スキル編

これは実際に仕事をする上で本当に大事になります!

私が社会人になってからリアルに何回も読み直した本たちを、3冊紹介します。

  1. 仮設思考&論点思考
  2. ケース問題ノート(東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート)
  3. ロジカル・プレゼンテーション

コンサルを受けた人たちにはお馴染みのラインナップかもしれませんね。

論点思考

これはマジでお勧めです。これをまず読んで欲しい!

コンサルタントや経営に関わる人だけでなく、技術者にこそ読んでほしいです。

というか読む価値がめちゃくちゃあります。

私は設計の仕事をしているのですが、上司の前でちょっと面倒くさくなって適当なことを口走った時に(笑)、
上司に「設計者なら、仮説を持って行動するものだ」と言われたことがあります。

で、確かになぁ、と思いました。
設計者が仮説を持たずに適当に設計してもし間違えたら、その後の影響が莫大すぎます。
仮に間違えなくても、なぜうまくいったのかが分からず、場当たり的な対応しかできなくなります。

もちろん設計だけではなく全ての技術職にも同じことが言えると思います。

【この2冊を読むと・・・】
・仮説を持つことの重要性がわかる。
・論点(本質)を捉えることの重要性がわかる。
・色々な観点から物事を見るようになる。
・自分の行動を論理的に説明できるようになる。

リアルに何度も読み返した本です。

ケース問題ノート(東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート)

え、これってコンサル受ける人だけが読むやつじゃないの?

って思いますよね?

これ実は全社会人にめちゃくちゃ役立ちます。と私は思います。

私は経営とか全く関係ない部署で、技術職として設計開発をしています。

でもこの本で学んだことがめちゃくちゃ役立っています。

【この本を読み、問題を解く(考える)と・・・】
・複雑な問題が切り分けられるようになる。
・特にエンジニアは、不具合が起きた時の原因究明に便利だと思う。
・自分の思考の癖に気づける。
・色々な観点から物事を見るようになる。
・単純に頭の体操になる。

私実は一時期コンサルに転職しようとしたことがあり(今思えば若気の至りだった・・・。)
この本を手に取りました。
結局転職はしなかったのですが、この本で学んだことが現職での思考にとても役立っていると感じます。

なので、転職する気はない人も、思考スキルをちゃんと身につけたいなら、ぜひケース問題を考えてみると良いと思います!

ロジカル・プレゼンテーション

これも上記と同じ感じで、コンサルタント向けの本というイメージがあるかもしれません。
(実際、コンサルタントの方が書いた本です)

しかし全ビジネスマンに必須のスキルです。

新入社員としてはここまで求められないと思いますが、
おそらく数回は何かしらの発表をする機会があると思うので、
その時のためにこの本を読んでおくと良いです。

ただ読むだけではなくて、自分が関わるであろう事業をイメージしながら読むと良いです!

【この本を読むと・・・】
・論理的なプレゼンができるようになる。
・何かを提案するときの基本となる考え方がわかる。
・思考の整理整頓ができるようになる(方法がわかる)。

私は社内での自分の成果を発表する機会があったので、この本を読みまくってからスライドを作りました。

スライドを作る前だけではなく、スライドの構成に行き詰まった時にもお勧めです。
(意外と基本的なことを忘れていて行き詰まっていることも結構多いので、そういう時に本を読むと気づきが得られて良いです!)

専門編

あなたは自分の会社の業界について、どのくらい知っていますか?

よく知っています!と自信満々に答えられる人はとても少ないと思います。

もちろん私も完 全 に 理 解 し た わけでは全くありません。。。

しかしある程度は知っておく必要があります。そうでないとお客さんとの会話も成り立たないし、自分の事業の将来性も考えられないし・・・

というわけで、自分の会社の業界についての本を読んでおくことを強くお勧めします!

例えば、かなり手軽に読みたい場合は以下のシリーズがお勧めです。サクッと読めます。最悪立ち読みでもいけます。

あとはこんなのとか。
シンクタンクが出してる本とか良いですね。

以上、入社前に読んでおきたい本でした

正味、入社後でも良いです。いつ読んでも良いです。

でももし時間があるなら、ぜひ読んでみてくださいね。

適宜思い出したら追加していきます。

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