【配属ガチャ】メーカーの配属ってどうなの?【理系職】

こんにちは、Mizuです。

6月になり、新卒の方は配属先が決まったころではないでしょうか?

配属先は希望通りでしたか?全く違うところでしたか?

おそらく半々、いや、希望通りに行った人のほうが少ないのではないでしょうか…

これがいわゆる”配属ガチャ”です。

さて。

「内定時にはさんざんこちらの(学生の)希望を聞いてきたのに…!」
と思いますよね。

なぜ、配属ガチャが起こるのでしょうか?

それは「会社の都合」です。

元も子もないですが、
配属先にの部署に人が足りているかどうか
・配属先の部署にお金があるかどうか
です。

人事の方も
「なるべく学生の希望に沿うように配置したい」と考えていると思いますが、
最終的には上記2点の理由によって、学生の配属先は決まります。

悲しいことに、ほとんどの場合、こちらの希望は関係ないです。。
(会社によっては多少考えてくれるかもしれませんが!)

なぜ、配属希望を通してくれないのか?

おそらく理由はシンプルで…

儲かっている部署(お金がある、人手は足りない)にリソース(人手)を投入したい。
逆に、儲かっていない部署(お金がない、人手は足りてたり足りてなかったりw)にはリソースを投入したくない。

ということなのではないかと思います。
(1年働いただけの筆者の考えなので、異論は沢山あると思います)

なにが言いたいかというと、

配属先が希望通りじゃなくてもあなたのせいではないです!

会社の財政状況と人手のバランスのせいです。

希望の配属ではなかった場合どうするか?

希望の配属先と違う部署に配属された場合は、おそらく3つの選択肢があります。

①配属先の部署で頑張る。

この選択肢はおそらく一番多いです。

「住めば都」という言葉があるように、
実は働き始めたらすごくいい部署だった。
今まで知らなかったけど、すごく面白い仕事があった。

という場合がかなり多いと思います。

■メリット
仕事以外(自身の身の振り方)にエネルギーを使わずに済む。仕事に全力投球できる。
自分の固定観念を破り、新しい世界に目を向けることができる。

■デメリット
「この部署で頑張るぞ」と思って頑張っていても、しばらくして
「うーん…やはり希望の部署に行きたいな」と思う可能性がある。
この場合、現在の部署で働いた時間をもったいなかった、と思うかもしれない。
(実際無駄だったとか、そんなことはないけど、)

②希望の配属先になるように主張する。

この選択肢も結構多いです。

会社そのものが嫌いなわけではなく、ただ単に配属先に不満がある。
という場合はこの選択肢を取るのが合理的でしょう。

直属の上司や、行きたい配属先の上司など、さまざまな人に働きかけてみましょう。

会社によっては、異動希望を聞いてくれやすい会社もあるので、あきらめないことが重要です(先輩談)。

■メリット
希望の配属先に行ける可能性が高まる。
仕事に目標ができ、やる気になる。

■デメリット
主張しても、希望をかなえてもらえない可能性がある。
(やはり最後は会社の判断なので)

③社外に出る。

結構少ないですが、

転職するor起業する…など、社外に出てしまうという選択肢もあります。

①あるいは②で頑張っていたけれど、
働いているうちに、
「どうやら現在の部署も良くないし、希望していた部署も実は面白くなさそうだ。」
「やっぱりこの会社では自分のやりたいことは出来ないかも。」

と考える人もやはりいます。

このような場合は潔く辞めてしまうという選択肢もあります。

■メリット
会社に運命を託さなくてよい。
自分の好きなように選択できる。

■デメリット
転職先でも配属のミスマッチが起こりうる。
起業など独立する場合、収入や待遇が一気に悪くなる可能性がある。

つらつらと配属ガチャについてお話しましたが、
配属ガチャって本当によくない慣習だと思います…

日系メーカーにはありがちですね。
(日系メーカーだけの問題ではないと思いますが)

ただ、最近はコロナの影響もあって”ジョブ型採用”の動きも出ていますね。

日立製作所、資生堂、富士通、KDDIなど名だたる日本企業が、職務を明確にして、年齢や年次を問わずに適切な人材を配置する「ジョブ型」への移行を加速させている。グローバルで人材獲得競争が激しさを増す中、グローバル基準のジョブ型に移行する企業が、今後も増えることは確実だ。

日立、富士通、資生堂…大企業ジョブ型導入で崩壊する新卒一括採用

アフターコロナの世界では配属ガチャがなくなることを期待します。

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